見た目ではわからない雨漏り②

前回は、壁に入り込んでしまった雨水による雨漏りでした。

【家を長持ちさせるのは、木材まで雨水が浸入しないようにすること】

これが一番の課題であります。

防水シートの重ねしろをケチらない!
正しい水切りの施工をする!
シーリング材の注入を入念に!

もちろん、正しい屋根工事、外壁工事、樋工事は基本中の基本です!
いかに下地へ雨水を浸入させないようにするかは、やはりプロのお仕事。

雨漏りが見つかったら、早急にプロに止めてもらってください!
そして、一日も早く雨漏りで悩まなくていいようにしてください!

雨漏りの様子私が皆さんに伝えたいのは【水は材木の大敵と心得よ!!】です。

こうなると、雨水だけでなく給排水、エアコンの排水、結露など木材を腐らせてしまう“水”は家とは切れない関係です。

さて、第2弾の内容は雨漏りではなく、“結露”についてです。
結露はよく雨漏りと間違えられてしまいます。

ビールの結露このビールジョッキの表面に付く水滴がまさしく結露と同じ原理なのです。

夏の空気は暖かくて湿っています。
ジョッキは冷たいビールで温度が下がり、暖かい湿った空気がジョッキの表面で冷やされるために水滴が付きます。

空気中に水蒸気として存在できる水の量は、温度によって決まります。
暖かい空気はたくさんの水蒸気を持てるのですが、冷たい空気は少量の水蒸気しか持てません。

大量に水蒸気を含んだ暖かい空気の温度が下がると、空気が冷えて持ちきれなくなった水蒸気が、水滴となってしまいます。

冬に壁や窓の表面に付く水滴は「表面結露」、壁の内部で起こっている結露が「内部結露」といわれます。

1980年代前半は、省エネ化のために住宅に断熱材を入れることが、叫ばれるようになったころでした。
しかし、防湿については、ほとんど注目されていませんでした。
最近になって、この「内部結露」による腐朽が問題視され始めてきています。

さて、この内部結露については、次回詳しく説明いたします。

 

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